カメラアニメについて

RokDeBone2 ver5.2.2.2からカメラアニメ機能が付きました。

カメラアニメの設定はカメラタブをクリックして行います。

図1

図1はカメラタブをクリックしたときの画面の様子です。
図1ではすでにアニメを作成した後の様子を示しています。


図2にキーフレームの表示の仕方を説明します。



図2

図2のようにウインドウにはカメラ3つ分のキーが表示されています。
カメラ3つはそれぞれカメラ0、カメラ1、カメラ2と呼びます。

カメラ0、カメラ1、カメラ2それぞれにキーを設定できます。
それとは別にスイッチのキーがあります。

同じカメラ内のキーとキーの間は補完されるため滑らかに画面が変化します。
急激に画面を変化させたいときにはカメラを切り替えます。
このカメラの切り替えにスイッチのキーを使います。

カメラ0のスイッチのキーを作成してあるフレームではカメラ0の画面が表示され
カメラ1のスイッチキーが作成してあるフレームではカメラ1の画面が表示されるという具合です。

作成したアニメのそれぞれのカメラを確認できるように
「編」、「0」、「1」、「2」、「替」ボタンがあります。
「編」は編集用カメラを表わしていて、アニメの作成中やカメラアニメを再生したくないときにこのボタンを押します。
「0」、「1」、「2」はそれぞれカメラ0、カメラ1、カメラ2を表していてそれぞれのカメラの状態を確認するときに押します。
「替」は切り替えを表わしていて、スイッチキーの状態に応じて現在のフレームで有効なカメラの状態を確認するときに押します。


まずアニメを作る前に総フレーム数やアニメの名前などを決めます。
これらを決めるには「設定」ボタンを押します。



図3

図3は設定ボタンを押したときに出てくるダイアログです。


総フレーム数を決めたら「編」ボタンを押してアニメの作成を始めます。
たくさんの数値入力エリアがあります。
注は注視点のXYZ座標、posはカメラ位置のXYZ座標、distはカメラ位置と注視点の距離
upはカメラの上方向ベクトル、projはproj_nearとproj_farとfov(視野角)です。

キーを作りたいフレーム番号の位置にスライダーで移動し、
これらの入力ボックスに数値を入力するかまたはマウスで3D画面を右ドラッグ(回転)、中ドラッグ(平行移動)、左右ドラッグ(dist)することにより
カメラ状態を決めます。
カメラ状態が決まったら「適用」ボタンか「dist->pos」ボタンを押します。

「適用」ボタンは注視点、pos, up, projからカメラ状態を確定します。
「dist->pos」ボタンは注視点、dist, up, projからカメラ状態を確定します。
2つのボタンの違いはposをposの入力から決定するかdistから計算するかの差です。

ボタンを押すと確定したカメラ状態に3D画面が変化します。
この状態で、「0作」、「1作」または「2作」ボタンを押すとキーが作成されます。
数字はどのカメラにキーを作るかを表します。
間違えて作成したときは「0削」、「1削」または「2削」ボタンを押してください。


カメラ3つの設定が終わったらカメラのスイッチ(切り替え)キーを作ります。
まず「cam」、「sw」と並んでいるキーのうち「sw」ボタンを押します。
カメラを切り替えたいフレーム番号にスライダーで移動して
「0作」、「1作」または「2作」ボタンをおすとスイッチキーが作成されます。

カメラのアニメを再生したいときは「preview」、再生を停止したいときは「stop」ボタンを押します。
プレビュー時にはモーション(quaのアニメ)も動きます。
モーションとカメラは同時に動きますがそのフレーム番号は独立しています。
表示範囲は設定ボタンで設定した「表示開始フレーム番号」と「表示終了フレーム番号」で決まります。
モーションの表示範囲も「基本操作」タブの「設定」ボタンで設定した表示範囲で決まります。




ファイルの入出力はFileメニューから行います。
同時に複数のcamファイルを読み込めますが書き出しは1つずつになります。
複数のアニメの切り替えはメインウインドウのカメラメニューで行います。
カメラメニューを図4に示します。


図4

メニューでアニメの名前を選ぶと選んだアニメがカレントになり、編集や書き出しが出来るようになります。




カメラのキーの値はグラフウインドウでも調整できます。
グラフに表示する項目はグラフコンボボックス(図5)で選択します。

図5


グラフウインドウでドラッグするにはまずグラフウインドウの「X」「Y」「Z」ボタンのうち調整したいもの1個を押します。
XYZの値と色のRGBが対応しています。
ボタンを押したらボタンに対応する色の点をマウスで左ドラッグします。そうすると値を調整できます。
グラフは「編」ボタンを押しているときは表示されません。


グラフの点の右クリックでキー間の補間方法を設定できます(図6)

図6


グラフのフレーム番号の表示範囲を変えたい場合は
グラフのフレーム番号の表示してあるウインドウをマウスで左ボタンドラッグします。


///// 2010/01/25 追記

ver5.2.2.5で正射影に対応しました。
図1の「P」、「O」ボタンで切り替えます。
「P」はパースの略で「O」はOrtho(正射影)の略です。
Pボタンを押しているときはprojの3つのエディットボックスの値は
それぞれproj_near(クリッピングの最小距離), proj_far(クリッピングの最大距離), fov(視野角(度))を表します。
Oボタンを押しているときはprojの3つのエディットボックスの値は
それぞれproj_near(クリッピングの最小距離), proj_far(クリッピングの最大距離), orthosize(正射影のビューサイズ)を表します。


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